豊子愷の故郷・桐郷市の風刺漫画展開催

2018-03-12 10:20:52

 

 

浙江省桐郷市は、豊子愷を始めとする多くの名だたる漫画家を輩出していることから漫画の創作や教育が盛んで、『中国の(風刺)漫画の里』という称号が中国文化部から授けられている。さらに桐郷市政府は漫画事業の発展を目的に、中国美術家協会と共同で2年に1度の「子愷杯漫画展」を開催し、中国で最も影響力がある公募展と言われている。この公募では日常生活から社会問題にまで至る様々なテーマの作品が寄せられ、毎回約百枚の優秀作品が選出されている。

東京の中国文化センターでは、子愷杯の受賞作品に加え、桐郷市の漫画家と地元の小中学校で漫画を教える教員の作品約70点を展示する「子愷杯中国漫画展受賞作品展・浙江省桐郷市漫画作品展」を4月3日から13日まで開催。風刺とユーモアを込めた独自の作風からは、作者独自の視点を垣間見ることができる。4月3日の開幕式では両国の漫画家による座談会も行われる。

 

展覧会名称:「子愷杯中国漫画展受賞作品展・浙江省桐郷市漫画作品展」

会場:中国文化センター(東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F

展示期間201843日(火)~ 413日(金)<土日休み>

時間10301730  入場無料

中日漫画家による座談会:43日(火) 14001530

開幕式43日(火) 1530

展示内容:風刺とユーモア漫画作品70

代 表 団:浙江省桐郷市政府代表団と漫画家約20が来日予定

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