中日第5回ハイレベル政治対話、蘇州市で開催

2018-09-26 15:05:44

 

中共中央政治局委員、中央外事工作委員会弁公室主任の楊潔篪氏は25日、日本国家安全保障局長の谷内正太郎氏と江蘇省蘇州市にて、中日第5回ハイレベル政治対話を主宰した。双方は戦略的な意思疎通を強化し、中日関係が正しい軌道上で健全かつ安定的に前に向かい発展するよう促進することで合意した。

楊氏は次のように述べた。

今年は中日平和友好条約締結40周年だ。習近平国家主席は先ほど東方経済フォーラムの会期中に安倍首相と会談し、中日関係の改善と発展について新しい重要な共通認識を形成した。李克強総理は5月、招待に応じて訪日した。双方は両国関係の積極的かつ前向きな発展の流れをいっそう惜しみ、守らなければならない。次の段階のハイレベル交流など各方面の活動を共に計画し、中日の4つの政治文書が確立した各種原則精神をしっかり守り、中日関係が正しい軌道上で長期的かつ安定的に発展するよう確保するべきだ。

双方は両国の平和友好協力の大方向をしっかり把握し、正しい相互認識と戦略的相互信頼を確立するべきだ。両国は共にパートナーであり、互いに脅威にならないという基本的な位置づけを明確にする。相互補完性と潜在力を十分に掘り起こし、経済貿易協力の質向上とアップグレードを促す。両国の民間交流を強化し、両国民の友好感情を絶えず促進する。アジアの平和安定発展繁栄及び国際的な多国間協力を推進し、自由貿易と多国間主義を共に守り、国際秩序とグローバルガバナンス体制がより公正合理的な方向に発展するよう促進する。

谷内氏は次のように述べた。

中日関係は現在、持続的に改善されており、安定的に発展している。日本側は中国側と4つの政治文書を踏まえた上で、得難いチャンスをつかみハイレベル交流を強化したい。政治の相互信頼を固め、各分野の協力を掘り下げる。共に既存の国際秩序を守り、手を携えて地域及び世界的な課題に対応する。

双方はさらに、共に関心を寄せる国際地域問題について意見交換した。

 

中国網日本語版(チャイナネット) 2018926

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