22回を迎えた日中カラオケコンクール 今年はギリシャからの参加者も

2019-11-06 14:48:32

 

1025日夜、日中通信社が主催する第22回日中カラオケコンクール決勝大会が、東京の練馬文化センターで行われた。

日中通信社は1998年より日中カラオケコンクールを開催。「日本人は中国語の歌を、中国人は日本語の歌を歌う」というスタイルで中日両国の民間交流を深めてきた。今年は特別ゲストとして中日両国に多くのファンを持つ芹洋子さんが参加し、素晴らしい歌声を披露した。

 

 

日中カラオケコンクールの総合プロデユーサーで実行委員会事務局長の胡文娟氏によると、中国の建国70周年と日本の令和元年に当たる今年は、中日合わせて150人ほどの出場者が予選に参加し、3443人が決勝大会に進出した。予選参加者の年齢は4歳から79歳と幅広く、日本人は大阪、三重、広島、福島、鹿児島から、中国人は広西省や黒龍江省などの中国本土からはもちろん、遠路ギリシャのアテネから駆けつけた参加者もおり、会場を盛り上げた。

今回の予選出場者の歌唱力はコンクール開催以来最高のレベルとの評判が高く、審査員を悩ませたが、日本人最優秀賞は「新不了情」を情熱的に歌い上げた石井遊太郎さんが、中国人最優秀賞は高橋真梨子さんの「フレンズ」を熱唱し観客を魅了した烏紅霞(ウーホンシア)さんが勝ち取り、賞品としてペア上海旅行が贈られた。

 

 

日中通信社の張一帆会長は、「歌で友情を伝え、日中友好の懸け橋にしたい。平和を愛する真摯な気持ちを歌声で表現してもらうために、今後も末永く続けていきたい」と語った。

人民中国インターネット版 2019116

関連文章