第37回全日本中国語スピーチコンテストが東京で開催

2020-01-17 15:10:58

 

「中国語は私の性格と人生を変えてくれました」「ネット上で中国語を使って外国人の友達ができました」「家族全員で中国語を勉強しています」

日本中国友好協会が主催した第37回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会が112日に開催され、日本各地から集まった選手たちが流ちょうな中国語で自分と中国、中国語との縁を語り、集まった観客の前で自身の思い出と未来への夢をスピーチした。

全日本中国語スピーチコンテストは1983年から始まり、今年で37回目となる。同コンテストは日本の中国語学習者の中で高い影響力と知名度を誇り、日本の22の自治体から多くの参加者が集まった。スピーチコンテストは高校生、大学生、一般の3部門に分かれて行われた。

 

 

チャイナドレスと中山服を着てコンテストに参加した選手

今年の参加者のスピーチテーマは、中国語の学習経験から中日両国関係に対する考え、感動的な友情物語、自身の成長についてなど多岐にわたった。スピーチの内容がすばらしいのはもちろんのこと、選手たちの流ちょうな中国語も会場を訪れた人たちに深い印象を与えた。今年が3回目の来場だという加藤靖志さんは、「今回は皆さんレベルが高く、私が聞いた中で一番ですね」と話した。

 

 

東洋大学教授の続三義さんは2011年から全日本中国語スピーチコンテストの審査員を務めている。続教授は、「毎年学生のレベルが上がっていますが、今年は特に高校生部門と一般部門のレベルが高かったですね。特に社会人の選手たちは、中国語の基礎がしっかりしているだけでなく、皆さん忙しい中で時間を見つけて中国語を勉強しているのがすばらしいです。スピーチからは中国語を通じて両国の交流を促進したいという熱意が感じられました」と感想を述べた。

 

人民中国インターネット版 2020117

関連文章