孔鉉佑駐日中国大使は7月1日の建党記念日を前に、6月25日に早稲田大学(早大)を訪問した。李大釗や陳独秀ら中国共産党初期の指導者の足跡をたどり、革命の先人たちが救国の真理を求めた思想の変遷に思いを巡らし、先人たちが党の事業のために果たした偉大な業績をしのんだ。
孔鉉佑大使は李大釗が1914~1916年まで早大留学時に住んでいた学生寮を見学
孔大使は李大釗が1914~1916年まで早大留学時に住んでいた学生寮と早稲田大学歴史館を見学した。早大の西原春夫元総長と渡辺義浩理事は、李大釗が留学中に社会主義思想の影響を受けた経緯と、早大が清朝末期から続けてきた中国との交流の歴史を説明した。
孔鉉佑大使は「追尋先輩足跡、重温初心使命(先人の足跡をたどり、初心と使命を学び直す)」と揮毫した
見学後、孔大使は早大の田中愛治総長と会見、早大側から李大釗の学生証などの貴重な歴史的資料を見せてもらった。田中総長は、「早稲田大学は対中交流を常に重視しており、今後も中国の大学との協力関係を強化していきたい」と述べた。孔大使は「早稲田大学は中国と深いつながりがあり、歴代総長は中国と交流する中でビジョンと優れた見識を示し、中日友好交流に積極的に貢献してきた。李大釗、陳独秀、陳望道ら中国共産党の主要な創立者や革命の先人は早稲田大学留学中に革命思想に触れた。早稲田大学は中国近代の革命人材の育成と先進的な思想の普及に大きな役割を果たした」と述べた。大学を去る際、孔大使は先方の求めに応じて、「追尋先輩足跡、重温初心使命(先人の足跡をたどり、初心と使命を学び直す)」と揮毫した。
孔鉉佑大使は中国と日本の学生代表と記念写真を撮った
会見後、孔大使は早稲田大学孔子学院を訪れ、中国と日本の学生代表との座談会に出席した。座談会で、早大法学部3年生の大坪慎太郎さんの「一つの政党が100年間続き、ほぼ全ての中国人から支持を得られている理由は何でしょうか」という中国語での質問に対し孔大使は、「中国共産党は人民から生まれ、人民をよりどころとし、人民のために奉仕しているからです」と答えた。その上で孔大使は、中国共産党創立100周年を記念する意義をこう説明した。「ただ祝うのではなく、これをきっかけに自身の初心と使命を振り返り、自分はどこから来てどこに向かうのかを考えてください。中国共産党は100周年を迎えた後、もう一度新たに出発し、今世紀半ばまでに中国を社会主義現代化強国に築き上げるという目標に向かって人々を指導し、着実にまい進するでしょう」
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