7月24日に山西省太原市天竜山石窟博物館で撮影された天竜山石窟の第8窟北壁本尊仏頭(撮影・柴婷)
海外に流出して百年近くになる山西省天竜山石窟の第8窟北壁本尊仏頭が24日、同省太原市にその姿を現した。これはこの約百年の間に、日本から天竜山石窟に「帰国」した初めての貴重な流出文化財となる。新華社が伝えた。
1920年代、天竜山石窟は大規模な盗掘に遭い、第8窟北壁本尊仏頭を含む数多くの文化財が海外に流出した。2020年9月、仏頭が日本のオークションに出品された。中国の国家文物局は関係当局の委員会と共に、紆余曲折を経て、仏頭を中国に「帰国」させることを促してきた。
中国文化・観光部(省)の副部長で、国家文物局の李群局長は、「石窟の流出文化財は、中国の文化遺産における重要な構成部分だ。中国政府はこれまでの歴史の中で、石窟や寺の流出文化財を含む、盗まれたり不法に輸出された文化財を追求する権利を保留していることをここに再び厳かに表明する」とし、さらに中国はあらゆる可能性と必要な手段を通じて、より多くの流出した文化財の返還を促していくとした。
「人民網日本語版」2021年7月25日
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