竹内亮監督、オンラインで現代中国について語る

2021-08-24 12:20:14

  

中国で最も有名な日本人ドキュメンタリー監督竹内亮のトークショーが821()に行われた。認定NPO法人東京都日中友好協会青年委員会が主催した。当日は、中国に関心のある日本人や日本で働く中国人など60人が参加。中国のホテルで隔離生活を送る竹内亮監督と参加者とをオンラインで繋いだ。

竹内亮監督からは、東京オリンピックの裏側に密着したドキュメンタリー『東京2020B面日記』(中国語名:双面奥运)の裏話や、中国での隔離生活の実態が語られ、参加者は熱心に耳を傾けた。竹内亮監督との質疑応答の時間では、中国にコロナ禍で行けないという日本人から悩みの相談から、中国の現状などまで多くの質問が寄せられた。なぜドキュメンタリーをつくり続けるのかという質問に「ドキュメンタリーを作ることが好きなので、楽しいからやっている。」と答えた竹内監督。なぜ中国人の人が心を開いてくれるのかという質問には、「それは私が心を開いているから。相手のことを好きになる。だから相手も自分のことを好きなって心を開いてくれます。単純に中国人と話すのが大好きです。」と述べた。

 

 

企画者の田婧(デンセイ)さんは「作品の中で偏見を無くしたいと語る竹内亮監督の作品に感銘を受けた。竹内亮監督を招き、日本と中国の若者が交流する場を作ることができて感激している。」と語った。最後に竹内亮監督からは、「日本の若者でこれだけ中国に関心のある人たちがいるのかということが分かり、とても嬉しかった」と本イベントの感想が述べられた。(文=島田静香 写真提供=東京都日中友好協会)

 

人民中国インターネット版 2021824

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