「東アジア文化都市」に中国の済南市と温州市、日本の大分県、韓国の慶州市

2021-09-13 12:49:49

12回中日韓3カ国文化担当相会議が830日、オンライン形式で開催されました。3カ国の文化担当相が、2022年の「東アジア文化都市」に選定された都市を共同発表しました。中国の済南市と温州市、日本の大分県、韓国の慶州市に「東アジア文化都市」の称号が授与されました。

「東アジア文化都市」の選定は、中日韓3カ国の文化分野における重要なブランドで、アジア文明対話大会の提唱を実行に移すための具体的な措置でもあります。2013年の選定開始以来、毎年各国が12都市を選定しています。

「泉城」とも称される済南は、儒家文化の発祥地伝承地です。同市の孫述涛市長は「『東アジア文化都市』に選定されたことは極めて高い栄誉で、責任はとても重い。済南が国際化に向かうための新たなプラットフォームとして、2022年に特色ある『東アジア文化都市』済南年シリーズイベントを開催する」と述べました。

温州は、海のシルクロードの出発地の一つであり、唐代には日本の高僧円珍が温州の開元寺に赴いて法を求め、日本の名僧恵運は温州を経て五台山を巡礼しました。温州は古くから日本や韓国と文化交流を続けてきました。今は「世界の温州」を目指し、中国国際オンライン文学博覧会や国際ドラゴンボート大会の開催都市として、世界の文化交流と発展に深く溶け込んでいます。2022年には温州でも「東アジア文化都市」温州年イベントが開催される予定です。(CRI日本語版より)

 

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