日本オリンピック委員会会長――200人余りの選手団を派遣し、北京冬季オリンピックに参加

2021-11-30 14:15:50

中国駐日本大使館が主催する「共に未来へ!北京2022冬季オリパラハウス」が1129日、東京中国文化センターで開幕し、孔鉉佑中華人民共和国駐日本国特命全権大使、福田康夫元内閣総理大臣、河野洋平元衆議院議長、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、スポーツ庁の星野芳隆審議官および日本の政治、経済、文化スポーツ、友好団体などの各界著名人、日本の中国系企業、華人華僑および留学生代表、駐日外交使節団代表ら120人余りが開幕式に出席した。北京冬季オリンピック組織委員会対外連絡部の万学軍副部長と阿部守一長野県知事がビデオあいさつを寄せた。

 

あいさつをする日本オリンピック委員会の山下泰裕会長

 

日本オリンピック委員会の山下会長と福田元首相は開幕式で共に北京冬季オリンピック開催の成功を願う言葉を述べた。山下会長はあいさつの中で、日本選手団の現在の冬季オリンピック準備状況を紹介し、「129日日本選手団は結団式を行って、30日北京オリンピックに向かいます。私も一緒に行きます。今回は200名を超える選手団を派遣するつもりです」と述べた。彼はあいさつの最後に、「中国をはじめとする東アジアの隣国と、スポーツによる交流を通して、相互理解と友好親善に努めてまいりたいと思っています。コロナで苦しむ多くの人たちに、希望の光と勇気と元気を与え、大会が成功することを心から願っています」と述べた。

 

あいさつをする福田康夫元首相

 

福田元首相は、「コロナの状況の中で、大会の準備は着々と進んでいます。選手が大いに活躍し、素晴らしいオリンピック大会となるよう心から祈っております。私は関係するみなさまと共に、北京オリンピックの成功を一所懸命応援していく所存です」と述べた。

 

あいさつをする孔大使

 

孔大使は開幕式のあいさつで、「北京オリンピックのラストスパート段階の準備作業は今まさに着々と進められており、各競技地区は世界各国(地域)のアスリートたちが優れた力を発揮するために最も良い競技環境をつくりあげ、中国の国際社会に対する約束を実現させようとしています。来年は中日国交正常化50周年にあたり、両国首脳の「新時代のニーズに合致した中日関係の構築」という重要な政治コンセンサスに各界が導かれ、北京冬季オリンピックを契機として、両国関係を持続的に改善発展させていくことを期待しています」と述べた。

 

孔大使は主要ゲストとともにアイスホッケーやカーリングなどの冬季オリンピック競技種目を体験した

 

開幕式ではさらに、孔大使が主要ゲストとともにアイスホッケーやカーリングなどの冬季オリンピック競技種目を体験し、バーチャルリアリティーシステムにより北京冬季オリンピック会場の状況を見て、北京冬季オリンピックへのメッセージをサインウォールに残した。今回の展覧は東京中国文化センターで行われ、各種写真百枚余りと、ビデオなどのマルチメディアコンテンツ十数種類が展示され、さらに体験コーナーも設けられている。この展覧は125日まで行われる。

人民中国インターネット版 20211130

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