在日中国企業協会が中日国交正常化50周年記念祝賀レセプションを開催

2022-09-16 16:06:21

在日中国企業協会と日本国際貿易促進協会は13日、中日国交正常化50周年記念祝賀レセプションを共同で開催した。中国の孔鉉佑駐日大使、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長(元衆議院議長)が開会の挨拶を述べ、在日中国企業協会の王家馴会長が乾杯の挨拶を行った。在日本中国大使館の宋耀明経済商務公使、日本国際貿易促進協会の笠井爚雄理事長、在日本中国大使館広報部の張沛霖公使参事官、中国国際貿易促進委員会駐日本代表処の鞠文永総代表及び両国政府、経済界の代表ら260人が出席した。人民網が伝えた。

レセプションでは、在日中国企業協会の王家馴会長、日本国際貿易促進協会の笠井爚雄理事長が中日双方を代表して、「日本国際貿易促進協会と在日中国企業協会の経済協力のさらなる促進に関する友好協議書」に署名。双方は今後、経済貿易協力関係のさらなる強化、それぞれの会員企業の業務規模のさらなる拡大などの面で具体的協力を推進し、中日両国の経済発展と両国関係の安定的発展のために努力し、貢献していく。

孔鉉佑駐日大使は挨拶の中で、今年中日国交正常化50周年を迎えたことに対する祝意を表し、在日中国企業協会と日本国際貿易促進協会を含む両国経済関係者が中日経済貿易協力と両国関係の改善・発展の推進において果たした努力に心からの敬意と感謝を示した。孔大使は、「50年という月日が過ぎ、中日の各分野における交流と協力は大きな飛躍を遂げ、肩を並べて世界第2、第3の経済大国へと成長し、両国国民にかつてないほどの幸福をもたらしたと同時に、2国間の範疇を超えて、地域と世界の平和と発展に重要な貢献を果たした」と述べた。

孔大使はさらに、「50周年は中日関係が未来を切り開くための新たなスタート地点となる。在日中国企業協会と日本国際貿易促進協会が発展し続けることを心から願うとともに、皆さんが今後も友好の信念を持ち続け、友好の伝統を継承しそれを発展させ、中日が互恵協力へと広く、深く発展するよう後押しし、中日関係の長期的安定のためにたえまなく原動力をもたらすことを希望する」とした。

日本国際貿易促進協会の河野洋平会長は挨拶の中で、両国が今年国交正常化50周年を迎えたことを祝し、在日中国企業協会及び日中経済界の人々が両国の経済貿易協力のために果たした貢献に感謝の意を表した。河野会長は「日中平和友好条約」締結の歴史を振り返り、両国の前の世代の指導者が条約締結のために多大な努力を払ったことを忘れてはならないと強調。「日本国際貿易促進協会はこれからも両国の各分野における交流協力を深めるために積極的役割を果たし、日中関係の健全で安定的な発展にさらなる貢献を果たしていきたい」とした。 

 

在日中国企業協会の王家馴会長は乾杯の挨拶の中で、両国の前の世代の人々が国交正常化実現のために払った努力に敬意を表した。王会長は在日中国企業協会について説明し、「中日が経済協力を強化することは両国自身にとって重要な意義があるだけでなく、アジアないしは世界の平和と繁栄にとっても欠かせない」と指摘。「在日中国企業協会は今後も引き続き日本国際貿易促進協会と共に、手を携えて双方の企業のためにより多くの協力を展開し、共に両国関係の改善と発展のために貢献していきたい」とした。

レセプションには、中国機械工業集団日本燕明公司、中遠海運日本株式会社、宝和通商株式会社、中国国際航空日本支社、中国銀行東京支店、中国工商銀行東京支店、中国中信集団有限公司駐日本代表処、中国農業銀行東京支店、中国建設銀行東京支店、交通銀行東京支店、日本五金鉱産株式会社、中国南方航空日本支社、人民網日本株式会社、華為(ファーウェイ)技術日本株式会社、中国石油国際事業日本株式会社、上海電力日本株式会社、光大集団東京代表処、中国国際貿易促進委員会駐日本代表処、中国太平保険サービス日本株式会社、中化日本株式会社、銀聯国際日本支社など、在日中国企業協会の会員企業が参加した。

レセプションに出席した日本経済貿易界の来賓も次々と中日国交正常化50周年を祝し、中国側と共に努力して、各分野における友好交流協力をさらに強化し、引き続き両国関係の改善と発展を後押ししていきたいとの意を表した。(編集AK)

「人民網日本語版」2022年9月15日

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