呉江浩新駐日大使が着任、「中日関係の正しい方向性を維持」

2023-03-22 17:55:00

中国の呉江浩新駐日大使が21日に着任した。呉大使は空港で中日メディアの取材を受け、「着任後の重要な使命は健全で安定した中日関係の維持と発展だ」とした。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

呉大使は「中日平和友好条約の締結から今年で45年になる。新たな歴史的出発点において、中国は日本と共に、条約の精神に立ち返り、条約の義務を履行し、共に平和的発展を促進し、中日関係の正しい方向性をしっかりと維持すると共に、変動的で不安定な世界にプラスのエネルギーをより多く注ぎ込むことを望んでいる」と表明。

「中日の実務協力は規模が大きく、深い礎と大きな将来性がある。『デカップリングとサプライチェーンの分断』『陣営対立』は両国及び両国民の根本的利益にかなっておらず、歴史と時代の潮流に反している。主要国であり世界第2位、第3位の経済大国である中国と日本は、地域の平和・安定維持において重要な責任を負っている。双方は国連中心の国際体制、国際法に基づく国際秩序、国連憲章の趣旨と原則に基づく国際関係の基本的準則を維持し、冷戦思考を阻止し、衝突と対立に反対し、新しい時代の中日関係の明るい将来を共同で切り開くべきだ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年3月22日

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