『雲龍子杯―藝術東京青少年書画篆刻展』が東京で開催
2024-08-20 09:25:00
李一凡=文
『雲龍子杯―藝術東京青少年書画篆刻展』の授賞式が、8月16日に東京の中国文化センターで行われた。中国、日本、シンガポール、カンボジア、ラオス、インドネシア、マレーシア、アメリカ、フィリピン、タイ、オーストラリアなど11カ国の若者たちによる500点以上の力作が一堂に会し、世界の若者が中国書画や篆刻にかける熱意を感じさせた。
展示に際しビデオメッセージを寄せた鳩山由紀夫元首相は、「多くの優れた作品が集まった本展は、芸術に国境がないことを表している。来場された方には、作品が発するエネルギーと熱意を感じてもらいたい」と開催を祝した。
雲龍子藝術協会の雲龍子主席は、「展示作品は表現方法が異なるものの、平和、卓越、友好、より良い明日を祈るという、作品にこめた思いはいずれも同じだ」とあいさつで語った。
中国文化センターの羅玉泉センター長は、センターが世界11カ国の若者が参加する展覧会の開催は初めてだと述べ、「本展の開催で、より多くの若者が中国の伝統文化を注視し愛するようになり、書道、絵画、篆刻などの芸術で中国伝統文化の魅力を浮き彫りにしてもらいたい」と希望した。
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