中国語学習がつなぐ友好と平和
2025-11-17 14:40:00
蔵本和幸
私が語学学習パートナーである中国人の江さんと出会ったのは2年前、「Hello Talk」というアプリ上で出会いました。その日から現在に至るまで、週1回のオンラインでの中国語と日本語を学びあう勉強会を継続しています。
語学が苦手な私にとって、中国語を学ぶことは容易なことではありません。特に発音は非常に難しく、日本語にない発音に躓いては、何度も声に出して発音し、江さんに聞いてもらっています。最近ではWechatアプリの音声メッセージも活用して発音練習をしています。まだまだ会話ができるほどのレベルでもありませんが、少しずつでも上達して正しい中国語を身に付けたいと思います。
私が中国語を学ぼうと思ったきっかけは、大きく分けて2つあります。ひとつは、自分の趣味を広げるため。元々海外旅行が好きなのですが、英語をはじめとした語学は大の苦手で、英語以外となるとからっきしでした。旅行をさらに楽しむため、また自身の見識を広めるためには語学学習を趣味に持つことは有意義であると考え、地理的にも歴史的にも深いつながりのある中国の言葉を学んでみようと決意しました。
そして、もうひとつのきっかけは私の訪中経験にあります。私はこれまでに高校の修学旅行で北京に、家族旅行で上海に訪れました。そして3度目の訪中は私の人生観を大きく変えるものでした。
3度目の中国訪問、それは私が所属する労働組合団体が企画する平和学習視察団「2018侵略を心に刻み語り継ぐ中国平和の旅」への参加でした。私はこの旅行の中で、南京市「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館」やハルビン市「侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館」、瀋陽市「皇姑屯事件博物館」、撫順市「平頂山惨案記念館」などの史跡・資料館を訪れ、第二次世界大戦における日本軍の中国侵略の歴史を学びました。
侵略の悲惨な歴史を、文献、資料、そして現地の「幸存者」の方々の証言を聞くことで学び、私の心に深く刻まれました。第二次世界大戦では、多くの日本人の命が奪われました。しかしそれだけではなく、日本人によって多くの中国人の命が奪われたのも事実です。そういった加害の歴史を学び、伝えていくことが、今を生きる私達が未来につないでいく平和のバトンだと思っています。
私はこの平和の旅に参加して、「中日友好」こそ平和の近道であると心から思いました。そのためには、「正しい情報を得ること」が重要であると考えました。高度情報化社会である現代において、どの情報が真実であるかを見極めることは非常に難しいことです。特に国際関係においては、残念ながら「間違った情報」が非常に多く、その「間違った情報」根拠に諸外国への対立世論が形成されていきます。これでは国際平和を築くのは困難です。
私は語学を学ぶことが「正しい情報を得ること」のひとつの方法であると考えました。中国の情報を中国語で得ることで、日本語の情報だけでは見えない情報を得ることができます。そして実際に中国語で中国人の方々とコミュニケーションをとることで、お互いの偏見を拭い去り、真の「中日友好」を実現できると信じています。
今年3月に、家族で上海に旅行に行きました。そこで、言語学習パートナーの江さんの家族と実際に会ってお話しすることができました。私たち家族はお互いに子どもがいるのですが、一緒に話をする中で、「中日友好のため今後も交流を続けよう。子どもたちにも中日友好や平和の大切さを教えていこう」と誓い合いました。
中国語を学ぶことで色んな中国の奥深さ、面白さを知り、中国がより大好きになりました。これからも中国のいろんな場所に旅行に行きたいですし、江さんとの交流もこれからも続けていきたいです。そのためには中国と日本が友好関係であること、平和であることが絶対条件です。私一人の影響力は小さなものですが、これからも平和活動も語学学習も続けていき、その活動が少しでも中日平和・友好の一助になればと思います。
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