言葉を越え、国境を越え、心を繋ぐ

2025-11-17 15:34:00

吉田紋莉

 

私は観光業界で働くために、専門学校で中国語や英語などの語学やおもてなしの心を学んでいます。日本に海外からのお客様がいらっしゃる中で特に中国語を話される方が多いので、私は専門学校で中国語を専攻し、日々勉強に励んでいます。

ある日、中国語の先生から、20258月に行われた湖南省中日青少年友好交流サマーキャンプを紹介され、私はすぐに応募しました。湖南省人民対外友好協会の皆様、湖南省星之旅の皆様のご協力の元、私は中国でサマーキャンプに参加することができました。

818日から始まったサマーキャンプ。最初の夕食会場で、日本全国から集まった学生たちが円卓を囲み、初めての本場の中華料理を味わっていると、中国語のバースデーソングと共にバースデーケーキが運ばれてきました。その日は私の二十歳の誕生日で、中国人と日本人のおよそ百名の方々に祝っていただき幸せで、またガイドの皆様のホスピタリティに感動し、本当に嬉しかったです。

長沙市では、国家スマート・コネクテッドカー試験区や農村振興モデル地区を見学し、中国の技術や農村の現状についてなどを学びました。二回目の夕食会場では、長沙市政府の皆様と中国の学生の皆様と一緒にお食事を頂きながら、両国の学生がパフォーマンスをしたり、互いの言語を学びながら会話をしたり、友好関係を築きました。また、博物館で無形文化遺産を体験したり、橘子洲で中華人民共和国の毛沢東の像を見たりと、歴史についても多く学びました。私は橘子洲の観光車に乗ってご取材を承り、長沙市についてや毛沢東についてなどをお話しさせていただきました。若き日の毛沢東の詩の舞台としても有名で、原点のようなものを感じた場所でした。

張家界市では、少数民族のミャオ族のショーや食文化を楽しみました。数多くの世界遺産があり、私たちは張家界国家森林公園の武陵源で天子山ロープウェイや百龍エレベーターを、天門山国家森林公園では世界最長旅客ロープウェイや999段の階段を体験し、自然を肌で感じました。

一週間という充実したケジュールで、中国語はもちろんのこと、大変多くのことを学ばせていただきました。私にとっての初めての海外、未知の世界だった中国へ行くことは不安もありましたが、中国には日本と変わらない人々の優しい心と穏やかな笑顔がありました。一週間私たちに安全な旅を提供してくださったガイドの方や中国の学生の方、私と関わってくれた全ての方々が優しくて、私の不安な心はあっという間に晴れていきました。「中国と日本は言葉も文化も歴史も少しずつ似ている。素晴らしいものを持っている両国がリスペクトをし合ってたくさん知ることが大切だ。いつか世界から戦争がなくなり、平和な未来が訪れるよう、我々も行動していこう。」という、私たちのガイドさんが最終日に仰った言葉を思い出します。

私は今回の旅を経て、中国のことが大好きになりました。中国の魅力は、日本人だけでなく世界中の人々に知ってほしいと感じました。観光業界を志した私は、来年から東京のホテルで働きます。日本の魅力も世界中の人々に知っていただき、いつか世界で活躍するホテリエとして世界を繋いでいきたいです。

関連文章