
8月8日、松村謙三氏の故郷である富山県からの「松村謙三先生の精神を学ぶ会」中国訪問団一行13人が北京市の宋慶齢故居を訪れ、元中国文化部副部長の劉徳有氏、元中日友好協会会長の孫平化氏の娘・孫暁燕氏と人民中国雑誌社総編集長王衆一氏などと共に、松村謙三記念座談会を行い、この中日国交回復に力を尽くした政治家を記念した。
かつて松村氏と中国指導者たちとの会談で何度も通訳を担当した劉元副部長は、当時の松村氏と中国指導者たちのやりとりなどを思い出すと同時に、今日において、松村謙三氏の精神に思いをはせ、受け継いでいくことの意義を述べた。劉氏は「松村先生は原則を堅持し、政治の先見性を持った政治家でした。彼がつくった歴史的な功績は永遠に銘記しなければなりません」と語った。