関西外国語大学孔子学院創立10周年記念式典が10月26、27日に、関西外国語大学御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで行われた。関西外国語大学の谷本栄子理事長、中国駐大阪総領事館の李天然総領事および各界の有識者300人余りが出席した。
式典では谷本理事長が歓迎のあいさつで、同学院のこれまでの成果を振り返り、未来に向けて北京語言大学や世界各国の孔子学院とより緊密な協力を進めたいと展望を語った。
李総領事は、同学院が構築した中日文化交流と協力のプラットフォームが中日交流で果たした役割を高く評価した。そして、新しいスタートラインに立ち、内容の充実化および特色ある発展を遂げ、引き続き開拓し、新しい成果を挙げてほしいと述べた。
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孔子学院本部の馬箭飛副総幹事の祝電も読み上げられた。祝電には、孔子学院本部が今後も引き続き同学院をサポートし、同学院が中日両国の人的・文化的交流や民間友好に貢献することを期待する旨が書かれていた。
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北京語言大学の張旺熹副学長は、孔子学院間の相互協力を引き続き強め、よりハイレベルな孔子学院を打ち立て、新時代にふさわしい急速な発展を遂げるために知恵と力を発揮するよう期待を述べた。
重要なイベントの一つとして、北京語言大学孔子学院提携大学連盟フォーラムと第10回現代漢語語法シンポジウムも開かれた。フォーラムでは米国、英国、フランス、ドイツなどから13の孔子学院や各大学の学長、孔子学院の院長ら30人以上の代表が参加し、大学間交流や孔子学院設置に関する諸問題について議論を交わした。
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シンポジウムでは中国、日本、米国、フランス、シンガポールなどの国や地域から180人以上の研究者が一堂に会し、現代漢語語法研究の最新成果について理解と交流を深め、国内外における研究の最新動向を発表した。
同シンポジウムは中国言語学界で最も重要な二つの漢語語法の学会の一つであり、2年に1回行われ、これで9回目である。現代漢語語法の研究の絶えることのないイノベーションと発展を推進し、各国の現代漢語語法の研究者に情報の共有と交流のプラットフォームを提供し、中国全土に留まらず国際的にも重要な影響力を生み出している。
27日の閉幕式では張副学長があいさつで、同連盟が2日間で得た成果を振り返り、教員の専門化と中国語教材の基準化の促進、孔子学院の特色あるブランド作り、孔子学院の多元化イノベーションモデルの発展、孔子学院の飛躍的進歩の実現などを力を入れて推し進めるよう提案した。
閉幕式終了後、北京語言大学芸術団が「中国の民族音楽の新潮流と古典詩歌の歌曲」をテーマにしたパフォーマンスを披露。同学院の教員や学生、および関西外国語大学の代表も芸術団の劉尊氏と一緒に10周年を祝う『登鸛雀楼』『梅花』を合唱し、孔子学院に対する祝福の意を表した。パフォーマンスは最高潮を迎えたあとも長い余韻を残した。また、中国の民族楽器や詩歌の魅力を披露し、国内外の観客の中国民族楽器や文学芸術に対する認識や理解を深めた。
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