中日韓著名書家オンライン書道展が北京で開幕

2020-07-06 14:10:17

中国人民対外友好協会=文・写真提供

 

「青山一道、同担風雨――中日韓著名書家オンライン書道展」の開幕式および揮毫式が7月3日に北京で行われた。中国人民対外友好協会の林松添会長、中国書法家協会の蘇士澍代表、中国国家画院書法篆刻所の魏広君所長および袁熙坤氏、魏傑氏、蔡大礼氏など中国の有名な書道家が開幕式に出席し、日本からは日本中国文化交流協会の松浦俊海顧問、著名書道家の杭迫柏樹氏、尾崎蒼氏らが京都で、韓国からは韓日文化交流会議の鄭求宗委員長、韓国芸術の殿堂ソウル書芸博物館の李東拲館長、書道家の権丙鉉氏、権昌氏らがソウルで、それぞれビデオ中継の形で出席した

 

林会長はあいさつで、「遠くの親戚より近くの他人という。中日韓3カ国は重要な隣国であり、新型コロナウイルス感染症に対抗する過程で共にしっかりと立ち、同じ舟の上で風雨に耐え、お互いに支援し合ってきた。3カ国の政府と国民は実際の行動によって目の前の困難を共に克服し、艱難を共にする団結の精神を示し、アジアの文化、アジアの文明を示し、アジアの知恵、アジアのパワーに寄与し、世界の感染症対策の協力に模範を示してきた」と述べた。

 

また、林会長は「書道芸術は中国を起源とし、日韓などアジア諸国民の歓迎を受け、中日韓3カ国の長い文明交流と相互参考の中で発展したものだ。今回の書道展が、人々に美の享受をもたらすと同時に、文化の力で心を温めて、世界中で感染症に対抗している人々に祝福を伝え、見守り合い助け合い、団結・協力するプラスのパワーを伝えることを期待する」と述べた。

 

日本中国文化交流協会の松浦俊海顧問は、「感染症が人々の暮らしに大きな変化をもたらした中で、各分野の活動も大きな影響を受けた。厳しい情勢の中で、日中韓3カ国がオンライン書道展を開催したことは、暗闇を照らす一筋の光のようなもので、文化の力で人々の心を鼓舞し、精神を奮い立たせることになる。世界各国が共に難関を越えることを心から願う」と述べた。

韓日文化交流会議の鄭求宗委員長はあいさつで、「新型コロナウイルス感染症という歴史上に前例のないことに直面し、オンライン展覧会という形で三国の文化芸術交流を推進することには、一層重要な意味がある。韓中日3カ国が文化交流を通じて絶えず友情を増進し、協力を強化し、東アジアの平和安定を共に推進することを心より願う」

 

開幕式では、3カ国の書道家がその場で創作を行い、書を揮毫し、オンラインで対話をし、作品に込められた意味を語り、世代友好、見守り合い助け合おうとする深い気持ちと3カ国の平和友好への熱い期待を共に表明した。

 

紹介によると、同展覧会は「見守り合い助け合い、共に感染症に対抗する」「世代友好、共に未来を創る」をテーマとして、中日韓3カ国の有名書道家92人の作品108点を展示。73日から930日まで中日韓3カ国語でオンライン公開されている。

 

「中日韓名人オンライン書道展」のトップページ

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韓国語 http://kr.people.com.cn/204015/416167/index.html

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