寄稿 武漢の中日交流史を振り返る

2020-05-01 20:30:32

市外へ通じる道が76日間閉ざされていた武漢市は、4月8日にようやく「封鎖解除」の日を迎えた。全国的に春の足音が聞こえる中、長江流域の「英雄の町」はウイルスとの闘いでついに大きな成果を挙げ、これまでのにぎわいと面影を取り戻そうと動き始めている。前駐日中国大使の程永華氏は長年の対日外交活動の中で、中日交流に大きな影響力を持つ武漢に数々の忘れられない思い出があるが、今回の寄稿で武漢との縁を振り返り、武漢の社会の秩序や日本との交流が一日も早く回復することと、中日友好が末永く続くことを望む気持ちを伝えた。

 

Report 中国と共に闘う外国人専門家

感染対策期間中、多くの外国人が中国に残ることを選び、「第二の故郷」と進退を共にした。彼らの中には、メディアの仕事に従事する外国人専門家という特殊な人たちもいた。

彼らが中国に残ることを決めたのは、中国との友情のためでもあるし、メディアで働く者としての使命を全うするためでもあった。彼らは自分なりの方法で新型肺炎に対抗する中国の闘いを記録し、曲解や誤解の真相を明らかにし、中国で起きた本当のことを世界に向けて伝えようとしている。

 

 

Report 漢詩に乗せ中日支援の輪

日中友好会館総合交流部の郭寧部長は、中国の電子商取引最大手・アリババグループの創始者、ジャック・マー(馬雲)氏が、日本に向けて100万枚のマスクを送り、段ボール箱に『青山一道、同担風雨』という漢詩も添えられたニュースを読んで、「中日両国にはどうして友好が必要か」という長い間悩ませてきた問題の答えを見つけたように感じたという。

人民中国インターネット版 2020年5月1日

 

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