Report 山奥の色彩――余さんとお針子たちの物語

2020-05-27 19:16:07

1970年代生まれの余英さんは、今まで貴州省の山奥にある100以上の村を訪ねてきた。そこには美しい自然環境と、素晴らしい伝統刺しゅう工芸が息づいている。しかし、経済的な打撃によって、村人の多くが都市部へ出稼ぎに行き、村は一時空っぽの状態に陥り、伝統工芸の後継ぎ不足問題が深刻化していた。

余さんは、同地の刺しゅう工芸の魅力に気付き、山奥に伝統工芸生産システムを立ち上げた。それによって、刺しゅうに携わるお針子たちは村に残ることができ、村の美しさも保たれた。

 

Report 明日は幼稚園に行けるかな 山間部の「待機児童問題」解決へ

2012年3月、貴州省銅仁市松桃ミャオ(苗)族自治県(で「山村幼稚園計画」が発足した。同計画の下、現在松桃県の3~5歳児の幼稚園入園率は100%に達し、県内に住む全ての幼児が就学前教育を受けられる環境が整った。6月1日の国際子どもの日を前に、記者は松桃県を訪れ、「一村一園」計画の下ですくすくと育つ子どもたちを目にした。

人民中国インターネット版 2020年5月

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