特集 感染拡大でも食糧は十分 危機にめげない中国農業

2020-05-27 19:16:59

 

中国の伝統文化では、「国は民をもって本となし、民は食をもって天となす」といい、食糧は人の生存に関わるだけでなく、国の安否をも決定する。食糧を生産する農業が社会の安定と発展の基盤となり、中国の歴史における全ての進歩は農業発展という基礎の上に打ち立てられた。

世界の人口大国として、14億人の食糧問題を解決することは、一貫して中国政府の国政運営の最重要任務だ。新中国成立からの70年間余り、中国共産党の指導の下、中国の農業は飛躍的な発展を遂げ、数千年にわたる国民の食糧不足の歴史を転換させただけでなく、中国の特色ある食料安全保障モデルを打ち立て、それによって中国の人々はしっかりと食糧を確保できるようになった。同時に、科学的な政策の導きと技術の支えによって、中国はいま伝統的な農業大国から現代的な農業強国になりつつある。新型コロナウイルスの感染拡大という世界的な危機に直面し、あらゆる業界に影響が及ぶ状況にあっても、中国の農業は逆に発展し、感染症に打ち勝つために強固な保障を提供している。

成功を勝ち取った中国は世界への関心を忘れず、広範な国々との交流・協力を通して、共同発展を図ることに尽力し、世界の食料安全保障の擁護と人類運命共同体構築の推進のために、たゆまぬ努力と新たな貢献をしている。

人民中国インターネット版 2020年5月

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