特集 変貌遂げる現場7カ所から 最貧困地域のいま

2020-10-29 09:44:45

 

 

2012年の中国共産党第18回全国代表大会で、2020年に小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成することが宣言された。中でも重要な目標は、全貧困人口の貧困脱却だ。この壮大な目標を達成するために、中国は8年間にわたる党中央の指導の下、大きな意義を持つ遠大な貧困脱却の堅塁攻略戦を展開してきた。

前代未聞の規模とレベルで繰り広げられるこの貧困撲滅の闘いの中で、中国は的確な貧困救済政策に基づいて、それぞれの貧困地域の状況に応じ、ペアリング支援、特色ある産業の発展、観光資源の開発、教育と人材育成への注力、eコマースの活用、大規模な住民の移転などの方法で9348万人が貧困から脱却する手助けをし、人類の貧困削減事業に類まれな貢献を果たした。

中国には現在、まだ貧困から脱却できていない最貧困地域に住む人々が551万人いる。貧困脱却の堅塁攻略戦の決戦の年、中国はどのようにして最大の難関を克服し、貧困削減の全面的な勝利を迎えるのだろうか。このほど、本誌を含む多数のメディアが最貧困地域へ取材に行った。今月号の特集では、貧しい日々に別れを告げ、新たな生活を送る現地の人々の様子を伝える。

人民中国インターネット版 20201029

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