Report 中日韓結ぶ現代的価値 魯迅『故郷』100周年

2021-11-01 13:48:21

今年は中国近代文学の父・魯迅の生誕140周年、魯迅の小説『故郷』の発表100周年に当たる。「2021東アジア文化都市・中国紹興活動年」と「東アジア文化都市連盟」成立を背景として、魯迅の故郷である浙江省紹興で9月2425日、「2021大師対話―『故郷』対話大会」が盛大に開かれた。

「魯迅の『故郷』、私たちの故郷」のテーマの下、中日韓3カ国の専門家が熱心に討論し、『故郷』の文学的価値と思想的価値、歴史的意義と現実的意義を探った。筆者も対話大会で次のような見解を発表した。

 

Report じゅうたんに夢を紡いで チベット族青年が起業で古里支援

ギャンツェ県はチベット自治区の南部にあり、当地の歴史上、重要な商品の集散地と文化の要所として知られる。古城の貿易の興隆と奥深い文化は、チベットじゅうたんの機織り工芸に異彩を与えている。明・清の時代、ギャンツェ産のじゅうたんは美しい図柄と精巧な技術を誇り、質の高い工芸品として朝廷への貢ぎ物や重要な輸出品だった。現在、地元のチベット族の若者たちはその伝統を受け継ぎながら実用性の高い新技術を研究・開発し、さらに、起業を通して地元の貧困脱却を実現している。

 

Report 時空をまたぐゾウ文化

雲南省シーサンパンナ・ダイ族自治州の熱帯雨林から「旅」に出たアジアゾウの群れが今年、世界のニュースメディアの主役になった。3カ月余りにわたる実況を通じ、さまざまなエピソードが人々の心をつかんだ。ゾウの群れが元の生息地に戻ったのを機に、それまでの経緯や中国のゾウ関連の文化などを紹介する。

 

人民中国インターネット版 202111

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