3月4日と5日に中国人民政治協商会議第13期全国委員会（全国政協）第５回会議と第13期全国人民代表大会（全人代）第5回会議が相次いで開催された。全国各地と各界から5000人近い全人代代表と全国政協委員が人民の願いと希望を背負って北京に集まり、国の政策と方針を語り合った。 

習近平総書記を核心とする党中央の指導の下、億万もの中国人民が一致団結して、二つ目の百周年を節目とする奮闘目標の実現に向けて新たな道のりを歩んでいる。今年は中国共産党と国家の事業の発展のプロセスにおいて極めて重要な一年であり、第20回党大会が開催される。一方、複雑に錯綜する国際情勢は不安定化するばかりで、この百年来ないほどの大変動が深刻化し、新型コロナウイルス感染症は世界で猛威を振るっている。このような背景の下で開かれた全国「両会」は、どのような重要な問題を巡って討論を繰り広げて重要な政策決定と活動計画をつくり上げ、中国と世界にどのような新たなチャンスをもたらし、どのような発展の新たなビジョンを描いたのだろうか？