特集 第18回「北京―東京フォーラム」

2023-01-03 15:52:26

世界規模課題に対応  50年前の初心を再び 

現在、世界では百年間なかった変動が加速し、多国間主義と国際秩序はダメージを受けている。そのような中、昨年は中日国交正常化50周年に当たり、アジアおよび世界の重要な国である中国と日本が、いかにして「平和・友好・協力」という初心を固く守り、両国関係を発展させ、地球規模の課題に対処し、地域および世界の平和と安定を促進する上で相応の責任を担うかということは、両国が共に向き合うべき時代のテーマとなっている。 

この点について、第18回「北京―東京フォーラム」では、「世界の平和と国際協調の修復に向けた中日両国の責任 〜中日国交正常化50周年で考える~」をテーマとして、中日両国の有識者による議論が交わされた。そして、中日が国交正常化を成し遂げた当時の初心と使命を振り返り、両国首脳が合意した最新のコンセンサスを実行に移し、百年間なかった変動の中で共に世界の平和と協力を守り、新時代の要求にかなう中日関係を構築するために貴重な知恵をささげるとともに、広範にわたる共通認識がまとめられた。 

 

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