美しい中国 安慶

2023-08-18 14:08:00

麗しい山水が囲む「宜城」

日常彩る「黄梅戯」の調べ 

安慶市は安徽省南西部、長江下流の北岸に位置する。東周時代末期、安慶は皖国の所在地で、安徽省の略称「皖」はこれに由来している。東晋の詩人・郭璞がかつて「此地宜城」(ここは城を築くのに適している)と言ったため、安慶は別名「宜城」とも呼ばれる。 

現在の安慶市は、迎江区、大観区、宜秀区、桐城市など、10の行政区画で構成され、上空から見下ろすと、山と水と町がそれぞれ 

3割ずつ占めている。天柱山、明堂山などは雄大で美しく、菱湖、秦潭湖、石塘湖などは青い波がきらめき、町全体が巨大な庭園のようだ。古代の文人墨客はここで素晴らしい詩を残したが、今日の安慶の人々は自分たちの両手で新時代の山水絵巻を描いている。 

 

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