かつて、洱海は深刻な水質汚染と生態系の破壊という困難に見舞われていた。だが、科学的に有効な多くの対策措置が取られたことにより、現在の洱海は清らかな水質を取り戻した。このような洱海における取り組みはどのような経験をもたらしたのだろうか？　また、われわれは今後いかにして生態保護と経済発展を進めていけばよいのだろうか？　

昨年10月18日から20日にかけて、中国外文局、雲南省人民政府、中国公共関係協会の共催、中国外文局国際広報発展センター、雲南省人民政府新聞弁公室、大理ペー族自治州人民政府の共同運営により、世界生態文明建設推進（洱海）フォーラムが大理市で開催された。同フォーラムでは20余りの国から集った３００人近くの国内外のゲストが、「手を携えて環境に優しい現代化を推進する」をテーマとして生態文明建設と持続可能な発展に関する研究討論を行った。