レポート 孫文「大アジア主義」演説100周年

2025-01-26 13:31:00

「日本民族はすでに一面、欧米の文化の覇道を取入れるとともに、他面、亜細亜の王道文化の本質を有している。今後、日本が世界の文化に対して、西洋覇道の犬となるか、あるいは東洋王道の干城となるかは、日本国民が慎重におえらびになればよいことです」 

1924年11月28日、中国民主革命の先駆者である孫文は、神戸高等女学校(当時)で「大アジア主義」と銘打つ演説を行い、上述のような魂を揺さぶる問いを日本各界に投げ掛け、自国の未来に向けた正しい選択を日本に迫った。それから100年後の2024年11月28日、駐大阪中国総領事館主催、中国外文局アジア太平洋広報センター共催による「孫文『大アジア主義』演説100周年記念シンポジウム」が、神戸で開催された。 

関連文章