特集 大阪・関西万博中国パビリオン

2025-05-29 14:28:00

「中華書簡」とは、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)における中国パビリオンの名前だ。竹、漢字、巻物という三大要素を融合させた建築物で、「道法自然、天人合一」という連綿と続く中華文明の知恵を生き生きと体現している。外観には金文、篆書、隷書、行書、楷書という五つの書体で119の詩や文が刻まれ、文化の宝庫のように参観者に中華文化の神髄を伝えている。 

趣の異なる展覧館のほか、多種多彩の展示品やさまざまな人的・文化交流も中国パビリオンの特徴だ。今回、本誌記者は中国パビリオンを訪れ、展示から中華文化の奥深さとエコロジーの知恵を実感するとともに、数々のイベントに参加して友好協力と文明の相互参照の意味を知った。 

今月号の特集では魅力に満ちた中国パビリオンを探索する。もちろん、百聞は一見にしかずという言葉があるように、中国パビリオンの素晴らしさを体験するには実際に行ってみるのが一番だ。 

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