中米経済・貿易協力、2535億ドルの巨額契約を交わす

2017-11-10 15:16:50

   中国商務部の鐘山部長は9日、中米経営者対話会の席上「習近平国家主席とトランプ米大統領が自ら中米経営者対話会に出席し、契約式を見守った。中米両国企業は2日間で、総額2535億ドルにのぼる経済貿易協力契約に署名した。中米経済貿易協力の記録を創り、世界経済貿易の協力の歴史の新記録を樹立した」と話した。

 

  鐘部長は「これは中米関係発展の唯一の正しい選択肢が協力であり、互恵ウィンウィンが中米両国の共通の利益に合致することを十分に説明している」と述べた。昨日開かれた中国商務部の定例記者会見において、高峰報道官は「汪洋副総理とロス商務長官が8日午後、両国企業の商業契約19件の署名を見守った。これにはエネルギー化学工業、農産品、航空機部品、生命科学、環境保護設備、スマート都市など広い分野が含まれ、総額82億ドルにのぼった」と紹介した。9日午前に両国首脳が署名を見守った商業の成果の他にも、多くの契約が署名されたが、これもトランプ大統領の訪中の重要な経済貿易成果だ。例えばゼネラルエレクトリックとシルクロード基金が、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)投資協力プラットフォームの建設を目指す、協力意向書に署名した。

 

 9日午前の中米経営者対話会には、中国側からは小米科技の創業者である雷軍氏、京東集団CEOの劉強東氏、レノボグループ会長兼CEOの楊元慶氏らが出席した。

 

 公開された情報によると、2535億ドルの経済貿易契約のうち、エネルギー分野が最大の割合を占めている。中国国家能源投資集団はウェストバージニア州のシェールガス電力化学工業開発プロジェクトに837億ドルを投資する。他にもエネルギー分野で、数多くの大規模契約が署名された。例えば中国石油化工集団公司、中国銀行、中国投資有限責任公司はアラスカの液化天然ガス開発プロジェクトに、430億ドルを投資する。トランプ大統領に随行し訪中した代表団のメンバーを見ても、エネルギー分野への重視のほどが伺える。29人のうち11人が、エネルギー環境保護企業の経営者だ。

 

  航空産業も「見所」の一つだ。中国航空器材集団公司は今回ボーイング社と、300機(総額370億ドル)の大規模な調達契約を結んだ。ゼネラルエレクトリックは吉祥航空、工銀租賃、大唐集団と契約を結んだ。うち2件は航空機エンジンで、総額35億ドル。

 

  中国スマホメーカーの小米科技、OPPOvivoはクアルコムと調達契約を結び、140億ドルで計120億ドルの規模になった。それに先がけ、京東が今後3年間に渡り米国産の牛肉と豚肉を調達することが発表された。シェア自転車の摩拜単車はダウデュポンと調達契約を結んだ。他にも大豆輸入、自動車、金融などの分野の大規模な契約もあった。

 

  これはトランプ大統領の経済発展方針と、伝統的なエネルギー業界への重視を示した。オバマ前大統領は中米の気候変動をめぐる協力に関心を寄せていた。20154月に訪中した大統領貿易代表団のうち、多くが米国の新エネ、グリーン建築、炭素収集利用保存、省エネ技術、クリーン大気、水技術などの分野の重鎮だった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 20171110

 

関連文章