共に繁栄と調和のとれた発展へ

2017-11-11 14:14:25

 

   アジア太平洋経済協力(APEC)第25回非公式首脳会議が10日から11日までベトナムのダナンで開催される。会議を前にし、ロシアのプーチン大統領は新華網で『APEC第25回非公式首脳会議:共に繁栄と調和のとれた発展へ』と題する署名論文を発表し、APECの発展に対する見方を論述した。主な内容は以下の通り。

 アジア太平洋経済協力(APEC)第25回非公式首脳会議が11月10日から11日までベトナムのダナンで開催される。

 我々はAPECがその参加国地域に幅広い機会を提供し、様々な話題―経済、社会、環境と人文の問題―について有益なコミュニケーションと立場の調整を実施してきたことを高く評価している。我々各参加国地域は、協議と自発性、相互尊重を基礎として協力を展開する努力をしており、いかなる政治情勢にも左右されていない。唯一無二の「APECパートナー精神」もまさにここに表れているのである。

 ロシアが見たいと望んでいるのは、アジア太平洋地域の成功の未来及び地域全体の全面的で持続可能な発展を確保することである。我々は、この任務を完了できる重要な手段は、世界貿易機関(WTO)の普遍的なルールを基礎とし、開放と相互利益の原則をもって有効な経済一体化を実施することだと考える。

 我々はアジア太平洋自由貿易区を構築するという構想を支持する。ここに我々は実際の利益、及び迅速に発展するアジア太平洋地域の市場において地位を固めるチャンスを見ている。

 もちろん私は、大ユーラシアパートナーシップ構築に関する我々の考えを特に提起したいと思っている。我々はユーラシア経済連合と中国の「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を基礎としてこれを創造することを提案する。私が強調したいのは、これは非常に柔軟性があり現代的なプロジェクトであり、その他の参加者の加入を受け入れることのできるプロジェクトでもあるということだ。

 ロシアにとって、極東地域の発展は21世紀国家の優先的な任務である。これに関係する内容には、同地域での「発展区」の設立、自然資源の大規模な開発、先進的なハイテク産業の支援が含まれる。同時に、人的資源、教育、衛生、及び競争力のある科学研究センターの建設に対する投資プロジェクトも含まれる。

 我々の外国のパートナー、特にAPEC経済体のパートナーが、これらの計画とプロジェクトに積極的に参加し、その上我々が毎年ウラジオストクで開催している東方経済フォーラムに参加する国外参加者が皆、我々のこれらの計画が持つ可能性と実際的な意義をすでに確信してくれていることを希望する。

 我々は間もなく開かれるダナン会議期間中、上記のすべての問題について実質的な協議を行うつもりだ。私は、地域の安定とバランス、調和のとれた発展を保障するという任務を完了し、地域全体の繁栄を実現できると確信している。ロシアはすでにこの分野の作業を共同で展開するための十分な準備を整えている。

新華ネットより20171110

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