李総理、タジキスタン大統領と会談

2020-02-21 12:23:21

 

 

中国国務院の李克強総理は現地時間13日午前、ドゥシャンベでタジキスタンのラフモン大統領と会談を行いました。

李総理はその席上、習近平国家主席からラフモン大統領へ宛てた真摯な挨拶を伝えた上で、「中国とタジキスタンの間では伝統的な友情が深まっており、高度な政治的信頼関係が結ばれている」として、引続きタジキスタンと共に努力し、両国の全面的な戦略的パートナー関係を新たな段階へ引き上げたいとの考えを示しました。

さらに「双方の経済補完性は強いものである。中国側は実力のある中国企業がタジキスタンへ進出することを支持し、タジキスタン側に通関や運輸の利便化などビジネス環境の更なる整備を希望している。また、タジキスタン側の高品質な農産品が中国市場に進出することを歓迎する」と述べ、タジキスタンを含む地域内の各国と共に、安全保障と反テロにおける協力を密接にし、共に地域の平和と安定の維持に取り組んでいきたいとしました。

一方、ラフモン大統領は「タジキスタンは対中関係を高く重視している」として、中国側との各分野における協力強化、両国の関係発展の更なる増進に取り組む姿勢を示しました。また、タジキスタンの発展に対する中国側の支持と支援に感謝の意を示し、両国の人文交流を拡大し、地域問題における意思疎通と協調を強め、反テロの法執行における協力を深めて、両国と地域の人々の福祉増進に務めたいと述べました。

 

「中国国際放送局日本語版」20181014

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