改革開放と中国貧困撲滅国際フォーラム、重要な共通認識を形成

2020-02-21 12:23:07

 

中国政府と世界銀行が共催する、改革開放と中国貧困撲滅国際フォーラムが先般、北京市で開催された。出席者は「国際貧困削減協力:人類運命共同体を構築」というテーマをめぐり議論を掘り下げ、次の共通認識を形成した。

(一)改革開放は現代中国の運命を決める重要な選択、中国の経済社会の発展の活力源であり、中国の貧困削減事業に力強い動力を提供した。中国の経済規模は世界2位に飛躍し、低所得国から中所得国の仲間入りを果たし、世界経済成長の最大の貢献者になった。

(二)中国政府が各種改革を力強く推進し、新しい発展理念を貫徹し、品質第一、効率優先、供給側構造改革の深化を主軸として貫いた。経済発展方法を積極的に変化させ、経済構造を改善アップグレードし、現代化経済体制を建設した。経済の高品質発展を推進し、中国の経済発展の全面性協調性持続可能性が強化を続けた。

(三)全面開放は国家繁栄発展の根本的な活路であり、中国の現代化建設が絶えず新たな成果を手にするための重要な保障だ。中国政府は揺るぎなき対外開放を堅持し、国の扉を開き建設に取り組み、グローバルパートナーシップを積極的に発展させる。共に協議建設し共有する原則を貫き、「一帯一路」国際協力を促進し、よりハイレベルな開放型経済を発展させる。グローバルガバナンス体制の変革と建設に積極的に参与し、人類運命共同体の構築を推進する。

(四)中国は改革開放と大規模な貧困撲滅開発の実施により、中国の特色ある貧困削減の道を歩んだ。農村部の7億人以上の人口が貧困から脱却し、世界の貧困削減人口の7割以上を占め、人類の貧困撲滅の歴史の輝かしいページを記した。中国は世界で最も早く国連のミレニアム開発目標の貧困削減目標を達成した発展途上国であり、世界の貧困削減事業に中国の経験で貢献した。

(五)中国政府は脱貧困を小康社会の全面的な建設の最低目標、象徴的な指標とし、国政運営の重要な位置に据えている。

(六)現在の世界経済は成長の原動力が不足し、南北の発展の格差という問題が依然として目立っている。中国は開放型世界経済の維持発展、公平で公正な、包容で秩序ある国際経済金融体制の建設を推進し、各国の貧困削減事業の発展に向け良好な外部環境を構築するよう呼びかけている。

(七)金融資金の貧困者への支援を拡大し、資金の使用効率を高め、国際貧困削減事業に効果的な保障を提供する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018115

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