第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム、3つの面での成果達成に期待

2020-02-21 12:22:27

 

2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが4月に北京で開催される。中国社会科学院は先ごろ発表した「『一帯一路』建設発展報告(2019)」(以下、「報告」)で、5年間で「一帯一路」構想がもたらした新たな理念とその影響を考察した上、「一帯一路」建設プロセスの経験と教訓を総括し、今後の実践に向けた提案を行った。

元中国共産党中央対外連絡部副部長の于洪君氏は、「第2回サミットが間もなく開催され、中国と国際社会が、『一帯一路』が中国や世界に何をもたらしたのかを考えることになる」と話した。われわれが目にする工事のほかに、中国が世界に最も多く提供しているのは新たな理念と強調している。

2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開催を控えて中国社会科学院「一帯一路」研究センター秘書長の王暁泉氏は、第1回フォーラムが「一帯一路」構想の解釈や実践経験の総括において大きな成果を上げ、「一帯一路」構想の国際的な賛同度を大きく強めたと説明。第2回フォーラムは、これをベースに賛同度を一層広げることになるとの見方を示した。

王暁泉氏は記者に、少なくとも三つのハイライトが期待できると話す。「まず、今年はハイエンドフォーラムの規模とレベルが一層上がり、来訪する国家政府要人、国家元首、政府首脳が第1回を上回る見込みだ。これは、中国の『一帯一路』構想が広範囲の賛同を得ていると共に、中国の『一帯一路』建設理念も人々の心に深く刻まれていることを示す」と説明した。

次に、第1回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを踏まえ、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで政策文書が相次いで打ち出されると予想。これらの文書が、今後の「一帯一路」建設を導く四梁八柱(大枠)の作用を果たすとの見方を示した。

最後に同氏は、「一帯一路」建設が巨大な成績を収め、国際的な賛同を広く得てているが、「一帯一路」建設に対する反対、誤解、曲解の言論も依然として存在し、「一帯一路」建設を混乱させており、民心相通が「一帯一路」五大建設任務の後れている点になると指摘。その上で、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが、「一帯一路」建設の民心相通を促進する良好なサインを発信することに期待を示した。

中国社会科学院「一帯一路」研究センター主任の李永全氏は、「一帯一路」建設が、中国の世界進出と世界の中国接近を後押しし、中国と世界が互いを必要とする共通認識を深める見通しで、中国がこのプロセスのなかで大きな自己変革を加速すると同時に、世界の歴史に大きな影響を及ぼすとの見方を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」201942

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