【新華社北京10月15日】中国国務院新聞(報道)弁公室は14日、「中国の食糧安全保障」白書を発表した。
白書は、中国が食糧市場を一層開放しているとし「外資系企業は中国の食糧市場に幅広くかつ深く進出し続けている」と紹介した。
また「中国は国家の食糧安全保障を確保する前提の下、世界貿易機関(WTO)の規則を真摯に順守するとともに、WTO加盟時の約束を履行している」と指摘。「世界の主要食糧生産国と中国の巨大な食糧市場を積極的に共有している」と述べている。
白書によると、中国は、大豆などを含む食糧の2018年の総輸入量が1億1555万トン、総輸出量が366万トンで、1996年から総輸入量が10・4倍、総輸出量が2・7倍になった。2018年の総輸入量のうち大豆が8803万トン、穀物や穀粉が2047万トンで、世界の穀物貿易量の4・9%を占めている。
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