「中国国家イメージグローバル調査報告2019」が北京で発表

2020-09-17 15:33:59

当代中国世界研究院が主催する「中国国家イメージグローバル調査報告2019」の発表会が915日、北京で開催された。中国外文局の高岸明副局長が出席し、あいさつをした。

当代中国世界研究院の于運全院長によると、今回の中国の国家イメージグローバル調査は2012年の開始以来7回目の調査であり、日本米国など世界22カ国で同時に展開され、回答者は11000人に達した。これまでと比較すると、今回の調査では、文明の交流学び合いにおける中国の主張、新中国成立70年来の中国の国家イメージ評価などのテーマが加わり、中国の政治外交経済文化科学技術などの分野における国際イメージがカバーされている。

発表会では、中国人民大学の胡百精副学長、北京大学国家戦略伝播研究院の程曼麗院長、清華大学報道伝播学院の史安斌副院長、中国メディア大学人類運命共同体研究院の李懐亮院長、北京外国語大学国際報道伝播学院の姜飛院長、中国網の王暁輝総編集長がそれぞれ世界の世論調査、異文化間コミュニケーション、国際コミュニケーションの研究実践などの観点から「中国国家イメージグローバル調査報告2019」を深く分析解読した。

今回の調査結果で分かったこととして、以下のことが挙げられる。

1.中国全体の好感度は上昇し続けている。2019年、海外の回答者の中国の全体印象は6.3点で、2018年より0.1点アップした。

2.中国がグローバルガバナンスに参与する各分野の成果への認可レベルはいずれも向上した。中国がグローバルガバナンスの実践に参与する中で、海外の回答者は科学技術(66%)、経済(63%)、文化(57%)の3つの分野における認可レベルが最も高い。

3.新中国成立70年来、中国の国家イメージは絶えず向上しているという観点が肯定されている。発展途上国の回答者の77%は中国の70年間の発展が成功だと考えている。王焱=文

人民中国インターネット版 2020917

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