【新華社北京10月11日】中国海関(税関)総署は8日、中国とチリの税関による認定事業者(AEO)相互承認制度が同日施行されたと明らかにした。中国が南米地域でAEO相互承認を実施するのは初めて。
AEO制度は世界税関機構(WCO)が各国に実施を提唱しており、税関がコンプライアンス(法令遵守)やセキュリティー管理が比較的整備され、信用状況も良い企業を認定することで、認定企業の税関手続きの簡素化・円滑化を図る。各国の税関はAEOの相互承認を通じ、条件に合致する相手国の企業に通関上のメリットを提供することができる。
中国にとって、チリは南米地域で第2の貿易相手国であり、税関統計によると、今年1~8月の両国間の貿易額は前年同期比50・1%増の421億9千万ドル(1ドル=約112円)だった。中国のAEO事業者883社がチリへの輸出業務を行っており、輸出額は30億8700万ドルと中国の対チリ輸出額の18・9%を占めている。
中国の税関は、21年8月末時点でシンガポール、韓国、欧州連合(EU)など20の経済体、46カ国・地域とAEO相互承認を実施している。相互承認国・地域の数は世界で最も多く、これらの国・地域への輸出額は全体の6割を占める。
海関総署の関連部門の責任者によると、中国の税関は今後、ロシアやトルコ、ヨルダン、タイなど「一帯一路」共同建設参加国、アルゼンチンやメキシコなど重要な貿易相手国の税関とAEO相互承認協力を進めていくという。
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