習近平総書記が打ち出したグローバル文明イニシアティブについて、外交部（外務省）の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、「グローバル文明イニシアティブはグローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブに続き、新たな時代の中国が国際社会に再び提供する重要な公共財だ。同イニシアティブは文明間の交流と相互参考、人類文明の進歩の促進に着眼し、人類の現代化プロセスと人類運命共同体構築の促進に強大なプラスのエネルギーを与える」と指摘した。

汪報道官は「3月15日、習近平中共中央総書記（国家主席）は北京で中国共産党・世界政党上層部対話に出席し、現代化路線の探求に関する中国共産党の認識を系統立てて詳しく説明し、グローバル文明イニシアティブを打ち出し、中国共産党が各国の政党と共に、自国の特色ある現代化事業の推進、世界の文明間の交流と相互参考の促進、人類運命共同体構築の促進を望んでいることを表明し、人類共通の試練に正面から向き合う中国共産党の勇気と責任感を示し、世界の現代化プロセスと人類文明の進歩を促進するために中国の案を示した」と指摘。

「グローバル発展イニシアティブからグローバル安全保障イニシアティブ、そしてグローバル文明イニシアティブまで、中国は常に世界平和の建設者、世界の発展への貢献者、国際秩序の維持者、人類文明の進歩の促進者であり、一貫して『人類のために進歩を図り、世界のために大同を図る』という使命感を抱いている」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年3月17日