習近平総書記「新たな安全保障構造によって新たな発展構造を保障」

2023-05-31 16:20:00

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席、中央国家安全委員会主席)は30日午後、第20期中央国家安全委員会第1回会議を開催した。新華社が伝えた。

習総書記は重要談話で「中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の精神を全面的に貫徹し、国家の安全保障が直面する複雑で厳しい情勢を深く認識し、国家安全保障上の重大な問題を正しく把握し、国家安全保障のシステムと能力の現代化を加速し、新たな安全保障構造によって新たな発展構造を保障し、国家安全保障政策の新たな局面を切り開くべく努力する必要がある」と強調した。

会議は「現在我々の直面する国家安全保障上の問題は複雑さと困難さが著しく高まっている。国家安全保障の戦線は戦略的自信を確立し、必勝の信念を揺るぎないものにし、自らの優位性と有利な条件に十分に目を向ける必要がある。ボトムライン思考と極限思考を堅持し、重大な試練を受ける準備をする必要がある。国家安全保障のシステムと能力の現代化を加速し、実戦的・実用的という鮮明な指向を際立たせ、協同性・効率性、法治思考、科学技術によるエンパワーメント、基層・基礎を一層重視し、各方面の建設の有機的なつながり、連動・統合を推進する必要がある」と指摘。

「新たな安全保障構造によって新たな発展構造を保障し、我々に有利な外的安全保障環境を主体的に構築し、開放・安全をより良く維持し、発展と安全保障の深い融合を推進する必要がある。国家の安全保障を維持し構築する手段と方式の変革を推進し、理論革新によって導き、力の布陣を十全なものにし、科学技術によるエンパワーメントを推進する必要がある。国家安全保障リスク総合体への対処を十全なものにし、リアルタイムで監視し、タイムリーに警戒し、コンビネーションブローをしっかりと繰り出す必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月31日

関連文章