国務院報道弁公室「手を携えて人類運命共同体を構築しよう~中国の提案と行動」白書を発表

2023-09-26 15:55:00

 

習近平国家主席が人類運命共同体の構築という理念を打ち出してから、今年で10年になる。人類運命共同体の構築が持つ思想的含意とその実践を全面的に紹介し、この理念に対する国際社会の理解を深め、広範な共通認識を形成し、各国とより良く連携して人類運命共同体を構築するため、国務院新聞弁公室は26日、「手を携えて人類運命共同体を構築:中国のイニシアティブと行動」と題する白書を発表した。新華社が伝えた。

白書は「10年前、習主席は人類運命共同体の構築という理念を打ち出した。その目的は、『人類はどこへ向かうのか』という世界の問い、歴史の問い、時代の問いに答え、彷徨い、道を探し求める世界のために前途を照らし、各国の人々が手を携え、心を一つにして共にふるさとを守り、繁栄する素晴らしい未来を共に享受するために中国の案で貢献することだった」と指摘。

「過去10年間で、人類運命共同体の構築という理念は絶えず豊かになり、発展し、実践は着実に進み、その理念は日増しに人々の心に深く浸透してきた。国際社会は『人類運命共同体という理念は利己主義や保護主義を超越し、特定の国の唯我独尊の覇権主義思考を打破した。これは人類の発展の方向に対する中国独自の見解を反映しており、各国の団結と協力を促進し、人類の素晴らしい未来を共に創造するうえで重要な意義を持つ』との認識で一致している」とした。

白書は「人類運命共同体という理念の提唱と実践は、すでに国際的に団結と協力という広範な共通認識を形成し、試練に対処するための強大な力を結集している。将来を展望すれば、この理念は人類社会の共同発展、長期的平和・安定、持続的繁栄という素晴らしいビジョンを切り開くに違いない」と指摘。

「人類運命共同体の構築は、素晴らしいビジョンであると同時に、何世代にもわたって取り組み続けて初めて実現できる歴史的プロセスでもある。世界各国が団結して、人類運命共同体の構築という正しい方向に向かって、共に計画を立て、共に実践し、少しずつ努力を積み重ねていきさえすれば、人類のより素晴らしい未来を共同で創造することが必ずできる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月26日

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