中国、2024年の新エネ車炭素排出削減量が1億トン超になる見込み

2024-01-04 17:17:00

「2024年、中国の新エネルギー車は国家の発展及び世界における地位がさらに向上する」。このほど開かれた中国電気自動車百人会フォーラム(2024)のメディアブリーフィングで、中国電気自動車百人会の張永偉副理事長兼秘書長は、中国の新エネ車産業の新たな特徴を明らかにした。科技日報が伝えた。

張氏は、「24年の世界の新エネ車販売台数は2000万台を超え、中国はその60%を占める見込みだ。中国はさらに世界の新エネ車産業のバロメーターになる。中国のバッテリー、モーター、スマート運転席などの重要技術と生産水準は世界をリードしている。電気自動車の平均航続距離は460kmを超えており、数多くの新技術が中国で誕生し運用されている」と述べた。

江蘇省太倉港国際コンテナ埠頭で、専用フレーム輸送方法により輸出されようとする新エネ車。(撮影・計海新) 

江蘇省太倉港国際コンテナ埠頭で、専用フレーム輸送方法により輸出されようとする新エネ車。(撮影・計海新) 

また中国新エネ車企業は重要な市場の地位を占め、新エネ車産業チェーンの地位もさらに向上している。中国は加速的に世界の自動車サプライチェーンの中心になろうとしている。専門家は、24年の中国の動力バッテリー及び材料の出荷量は引き続き世界の50%以上を占め、国際協力と海外における生産能力の展開による現地生産が加速すると予測している。

張氏は、「新エネ車はグリーンエネルギー、人工知能、インターネット、ビッグデータなど複数の変革的技術を融合させており、すでに新技術応用の重要な実行主体になっている上、グリーン・低炭素な発展の機能を十分に発揮することになる。24年の中国の新エネ車保有台数は3000万台に迫り、うち電気自動車が約80%を占める見込みだ。23年1-10月の全国の新エネ車炭素排出削減量は6876万トンに達し、24年は1億トンを超える見込みだ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月4日

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