ビザ免除の「輪」が更に拡大! 中国旅行の検索件数が急増中

2024-11-25 17:29:00

中国外交部(外務省)は22日、2024年11月30日から2025年12月31日まで、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビア、日本の一般パスポート保持者を対象として、ビザ(査証)免除政策を試験的に実施することを明らかにした。これにより、上記9ヶ国を含めて、中国のビザ免除措置の恩恵を受けられる国が38ヶ国に拡大し、複数の国で中国旅行の人気が高まっている。

このニュースが伝わると、各旅行プラットフォームでは中国を目的地とした旅行関連の検索件数が急速に増加した。あるプラットフォームは欧州と日本のサイトでの検索件数が、前月に比べて欧州で65%増、日本で112%増となり、日本の複数の地域から中国への直行便の検索件数も大幅に増加した。

ビザ免除の「輪」が広がると、韓国発の中国旅行商品の予約件数が大幅に増加した。韓国紙「アジア経済」の報道によれば、11月1-5日に、韓国のある旅行ECプラットフォームの中国団体ツアー商品の予約件数が前期比91%急増したという。韓国の大韓航空は中国路線を積極的に拡大し、アシアナ航空は仁川-北京便の運航数をすでに週14便から週20便に増やしている。

データを見ると、今年第3四半期(7-9月)には、中国の各通関地から中国に入国した外国人は、前年同期比48.8%増の延べ818万6000人に達した。そのうちビザ免除措置を適用された人は同78.6%増の延べ488万5000人だった。インバウンド客が続々と中国を訪れるようになるにつれ、中国の複数の地域では冬季観光がますます熱を帯びるようになっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年11月25日

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