外交部「SCO天津サミットの最終準備にしっかりと取り組む」

2025-08-01 17:03:00

外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は7月31日の定例記者会見で、「上海協力機構(SCO)天津サミットは、SCO設立以来最大規模のサミットとなり、議長国としての中国の取り組みにおける最大のハイライトともなる。中国は各加盟国と共に、最終段階の準備作業にしっかりと取り組む」と述べた。

郭報道官は「昨年7月にSCO輪番議長国を引き継いで以来、中国は『上海精神の発揚:行動する上海協力機構』というスローガンを実践し、議長国としての取り組みを着実に推し進め、前向きな進展と成果を収めてきた」と述べ、以下の点を挙げた。

(1)各分野の協力を一層深化

すでに中国は議長国としての取り組みを100件以上実施・完了した。その半数近くは制度的な取り組みであり、その分野は政治、安全保障、軍事、経済・貿易、投資、エネルギー、教育、コネクティビティ、科学技術革新、グリーン産業、デジタル経済、人的・文化的交流など多岐にわたり、SCO加盟国の団結と相互信頼の強化、相互学習・参考、互恵・ウィンウィンの実現を促進してきた。

(2)SCOのメカニズムを一層整備

中国は各加盟国と共に、議事運営メカニズム、協力モデル、常設機関などの面でSCOの改革・革新を推進し、組織運営をより円滑で効率的なものにしてきた。

(3)「上海精神」を一層鮮明に

中国は各加盟国と共に、政党やメディア、シンクタンクの交流や対話を積極的に繰り広げ、「上海精神」がより深く人々の心に浸透し、「SCOファミリー」の一体感がより強まるようにしてきた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月1日

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