自治区成立70周年、データで見る新疆の質の高い発展の「加速度」

2025-09-24 12:24:00

新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立からの70年間で、特に中国共産党第18回全国代表大会以降、新疆の主要発展指標は歴史的な突破を遂げた。次のデータでこの70年間の新疆の加速度的な質の高い発展が分かる。 

民生・福祉の持続的向上 

財政支出の70%以上を民生分野に向け、都市部・農村部の労働能力のある全員の安定的な就業を実現。郷・鎮衛生院と村衛生室の標準化率は100%を達成、遠隔診療はすべての郷・鎮に普及。義務教育普及率は99%以上を維持。

新興産業の台頭 

2024年に新エネ発電新規設備容量で全国一になり、千億クラスの風力発電設備産業クラスターが誕生し、30以上のAIデータセンターが並行建設中。各産業が好況を呈し、新たなエネルギーが注入され、活力に満ちた産業発展の新たな局面が形成されている。

生態環境の質的改善 

世界最長の3046キロの砂漠生態障壁が完成し、タクラマカン砂漠に「緑のマフラー」を巻いている。高分解能衛星は砂漠西北縁の柯柯牙(ココヤ)地区の、「不毛の地」から「緑の点」さらには「広大な緑地」への変遷を記録。無尽の黄砂の中に「緑の長城」が築かれただけでなく、リンゴ、ナツメ、クルミ、アンズも栽培されており、「砂漠果樹園」という奇跡が創られた。

対外開放の新段階 

新疆は「一帯一路」建設の中核エリアと西部の対外開放の砦としての地位を確立。2022年から貿易額が3年連続で1千億元の大台に乗り、その国際道路輸送路線は全国総数の3分の1以上を占めている。

中国社会科学院学部委員の刑広程氏は、「新時代の新疆統治方針の指導の下、新疆の各分野が発展の『高速道路』に入った。新疆は全国とともに『小康社会』に入り、絶対的貧困が永久に消滅した。社会・経済発展指標も優れ、経済成長率は5%以上を維持している。新疆は現在、史上最良の発展期を迎えている」と、新疆の発展を高く評価した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月23日

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