米国が中国製品に100%の追加関税の脅し 中国外交部がコメント

2025-10-14 17:06:00

外交部(外務省)の13日の定例記者会見で、林剣報道官が米国の対中追加関税発言について質問に答えた。

【記者】米国のトランプ大統領は先週金曜日、中国側が最近発表したレアアース輸出規制に対して、11月1日から中国製品に100%の追加関税を課すと表明した。これについて外交部としてコメントは。またこの決定が実施された場合、中国側は米国製品に高関税を課すか。

【林報道官】この件については、すでに中国商務部(省)の報道官が中国側の立場を明確に表明した。強調しておきたいのは、最近、米側は一連の対中制限・制裁措置を打ち出し続け、中国側の利益を深刻に損なっているが、中国側はこれに断固反対であるということだ。米側は自らを省みて自問することがないばかりか、逆に高関税を持ち出して脅しているが、これは中国との正しい付き合い方ではない。

中国は米側に対して、誤ったやり方を早急に正し、両国首脳間の電話会談での重要な共通認識を指針とし、平等・尊重・互恵を基礎に、対話を通じて各々の懸念を解消し、意見の相違を適切にコントロールし、中米関係の安定的で健全でかつ持続可能な発展を維持するよう促す。もし米側が独断専行するのなら、中国側も必ずや断固として相応の措置を取り、自国の正当な権益を守っていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月14日

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