日本の高市首相の「軍備増強を加速」発言に中国外交部がコメント

2025-10-27 10:59:00

外交部(外務省)の23日の定例記者会見で、郭嘉昆報道官が高市早苗首相の軍備増強発言について質問に答えた。

【記者】日本の高市早苗首相は就任後、まず日本の軍備増強を加速させると発言した。これを踏まえ、高市氏の首相就任は中日関係にとってどのような意味を持つか。日米同盟は、これによって中国にとってより大きな挑戦となるか。

【郭報道官】言及された日本の防衛費増額の問題についてだが、日本は軍国主義による侵略の歴史があるため、その軍事・安全保障上の動向をアジア近隣諸国と国際社会は厳しく注視し続けてきた。近年、日本は安保政策を大幅に見直し、防衛費を年々増額し、武器輸出制限を絶えず緩和し、突破的な軍事力発展を追求している。これにより、アジア近隣諸国と国際社会は、日本が本当に「専守防衛」と平和的発展を堅持するのか、強い疑念を抱かざるを得なくなっている。

今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80年にあたる。我々は日本側に対して、アジア近隣諸国と国際社会の信頼をこれ以上失わぬよう、侵略の歴史を深く反省し、平和路線を堅持し、軍事・安保分野において言動を慎むよう促す。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月24日

関連文章