「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産」が京都で開幕

2022-03-31 14:03:22

  25日、日本の京都で開催中の「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産」に見学者が集まった。

 中日国交正常化50周年を記念するため、「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産」が25日、京都市京セラ美術館で開幕した。新型コロナウイルス発生後、秦兵馬俑の海外展示は初。

 

 今回の展示は、陝西省の16、湖南省の1の文化博物機関から集められた計121件(セット)の文化財を展示。展示品の年代は西周から東漢まで。展示品の内容には、秦始皇帝兵馬俑、漢景帝陽陵陪葬坑から出土した動物俑、茂陵博物館収蔵の鎏金銅馬、陝北榆林地区から出土した漢画像石、湖南省の里耶から出土した秦簡などが含まれる。

 新型コロナウイルスの影響を受け、今回の展示は開幕式が行われなかった。日本の主催者側は書面のあいさつで、「これは日中国交正常化50周年を記念する展示だ。日中両国のさらなる友好を深める機会となることを心より願う」と表明した。

 中国の孔鉉佑駐日大使は書面のあいさつで、「より多くの日本人が博物館を訪れ、中国の歴史と文化を理解することを願う。今回の展示が中日両国人民の相互理解をさらに促進し、両国の友好と協力を深めることを信じている」と表明した。

 今回の展示は、中国の陝西省文物局と日本の中日新聞東京本社(「東京新聞」)が主催。陝西歴史博物館(陝西省文物交流センター)、秦始皇帝陵博物院、及び開催地である日本の京都、静岡、名古屋、東京の文化博物機関と多くのメディアが共催。説明によると、5月22日に京都での展示が終わった後、静岡、名古屋、東京を巡回する。展示期間は全体で1年弱。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月30日

 

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