５月28日、新任の駐日中国大使の孔鉉佑氏が、日本への赴任を前に中国メディアの合同取材を受けた。中日関係の発展について孔鉉佑氏は、「今年は新中国成立70周年であり、日本もまた令和という新しい時代に入った。このような新たな時代において、中日関係を穏やかに遠くまで進めようと思うなら、やはり平和・友好という大きな方向を堅持し、両国政府間で達成された四つの政治文書で確立された原則を厳守し、両国の政治的相互信頼のレベルを常に引き上げねばならない。これと同時に、双方の経済分野における互恵協力を常に深化・開拓し、経済協力の両国関係の『バラスト』としての役割をしっかりと果たすようにするべきだ。新たな時代のもとで、さらに両国の民間交流を続けて着実に推進し、国民感情を持続的に改善し、両国関係において依然として存在する見解の不一致について建設的にコントロールする必要がある。要するに、双方が初心を忘れず、国交正常化の時に行った政治的約束を厳守し、互いに向き合って努力すれば、われわれは必ず新しい時代に即した中日関係を打ち立てることができるだろう」と語った。（文・写真＝王朝陽）

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人民中国インターネット版　2019年5月29日