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『金史』によれば、「白山黒水」は女真族の発祥の地である。女真族とは古代中国の北部に住んでいた少数民族のことで、最初は漁業や狩猟、遊牧の生活をしていた。 |
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1903年、モスクワを始発とする鉄道が中国の東北地方に入ってきた。それはT字型で、ハルビンを中心に、南は大連市まで、東は綏芬河市までつながっていた。 |
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冬にハルビンの繁華街「中央大街」を歩くと、白い息を吐きながらアイスを食べている歩行者の姿を見掛ける。道の両側にはさまざまな様式の洋館が並び、まさに建築アートのギャラリーが目の前に広がる。 |
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1908年4月、ロシアのオーケストラがハルビンでチャイコフスキーの序曲『1812年』を演奏し、中国史上初のオーケストラコンサートが始まった。このオーケストラは後に、中国初の交響楽団「中東鉄路倶楽部交響楽団」に生まれ変わった。 |
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