• 1971年3月28日~4月7日、愛知県名古屋市で第31回世界卓球選手権が行われた。開催中、米国卓球チームは中国チームに対し中国訪問の希望を申し出、毛沢東主席はその申し出を受け入れた。4月10日、米国卓球代表団一行の15人は中国の招へいに応じ訪中、中米関係の「雪解け」の先駆けとなり、世界の戦略地図を変える幕を開けた。卓球大会がきっかけで展開した一連の外交は「ピンポン外交」と呼ばれ、今年はその50年目に当たる……
  • 早くも隋・唐時代、日本は留学僧や留学生を中国に20回以上派遣し、中日交流史上初の学問への探求の道を開いた。それから千年後、留学の目的地は逆に明治維新後の日本に移った……
  • 4月28日、バイデン米大統領は就任100日目の演説を行い、中国との競争を強調した。中米間の争いという現状を踏まえ、50年前の「ピンポン外交」が今人々にあらためて振り返られ、再検証されている。「ピンポン外交」の兆しは1961年にさかのぼる。この年北京で行われた第26回世界卓球選手権大会は、新中国成立後初の国際スポーツ大会として、各国の選手が競い合い、友情を育んだ記念すべき大会となった。日本の名選手として名高い松崎キミ代さんは、この第26回大会への参加が人生の大きなターニングポイントになり、中国との友情が生まれるきっかけにもなったと語る。
  • 今年、中国共産党は創立100周年を迎える。中国の発展と変化は、外国の人々にとっても明らかだろう。しかしその背後にある努力の軌跡を知る人は決して多くないようだ。先日、北九州市立大学中国語専攻課程4年の選択科目「中国語表現と中国人の社会」のゼミに参加する学生が、葉言材教授の指導の下でドキュメンタリー『習近平の国家統治戦略:この5年間の中国』を視聴し、ディスカッションを行った。
  •  孔鉉佑駐日中国大使は7月1日の建党記念日を前に、6月25日に早稲田大学(早大)を訪問した。李大釗や陳独秀ら中国共産党初期の指導者の足跡をたどり、革命の先人たちが救国の真理を求めた思想の変遷に思いを巡らし、先人たちが党の事業のために果たした偉大な業績をしのんだ...
  • 中国駐日本大使館、中国国務院新聞弁公室、中国国家郷村振興局が主催する「中国共産党創立100周年記念『幸せな生活を追い求めて』中国貧困脱却成果展」が、東京の中国文化センターで6月28日から7月2日まで行われる…
  • 2021年6月25日は松山バレエ団創立者・清水正夫さんの生誕100周年記念日だ。清水さんの写真を見つめていると、彼と交流した46年間の出来事が思わず次々と心に浮かんできて、あたかも過去が再現され、はっきりと目の前に現れてくるかのようだ…
  • 中国の大学における日本語教育のレベルアップを目指す「全国大学日本語専攻連盟」(原語では“全国高校日語専業联盟”。中国語で“高校”は大学などの総称)が24日、中国外文局翻訳専門職資格評価(CATTI)センターと北京第二外国語学院の提唱によって設立されました…
  •  砂原先生を記念する一番良い方法は、その伝奇的な人生を不滅の作品にして語り継いでいくことです。その意味で、アニメ『血と心』を一日も早く世に問うことは、砂原先生への最良の記念になるでしょう。老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
  • リポビタンDでおなじみ大正製薬の上海現地法人である上海大正力保健有限公司董事・総経理の松尾雪さんは、上海での暮らしについて賛辞を惜しまない…
  • 東京で文化の香りが高い神保町に、ライトグレーの外壁の4階建てビルの書店がある。その名も「東方書店」。中国を専門にする日本の学者で知らぬ人はいないだろう、有名な中国関連書籍専門店だ…
  • 「人の出会いには、その人の人生を変えるような出会いがある。私は戦後、労働運動に入り、活動していた。『毛沢東選集』に出会ったのは1952年のことである。技術専門であった私にとって、それまで知らなかった世界がそこにあった…
  • 新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に影響を及ぼし続ける中、中国に進出した日系企業が受けた影響は限定的であり、中国での事業展開に対する本社からの期待が高まる傾向にあることが分かりました…
  • フィリピンで開催中のバスケットボール男子2021年アジア・カップ予選で16日午後、中国は日本と対戦し、66対57で勝利。白星スタートを切った…